Gallery刺青作品 和彫り 「達磨」

            達磨
達磨は江戸の頃より七転八起の縁起物として親しまれてきた。
1年の始まりに家内安全や健康を祈願し片目を入れ、1年を無事に過ごせたら残りの目に墨を入れ、感謝の気持ちを表してきた。
達磨の由来は禅宗の始祖である達磨大師という僧侶で、この僧侶が壁に向かい9年間座禅をしたために手足が腐り落ちてしまったという逸話から、手足のない達磨の姿が生まれたとされる。
達磨大師は多くの絵師に画題とされ、赤い布を頭からかぶり髭を生やした鋭い眼光の姿を基本とするが、ユニークな表情をした人間臭い姿や、手足のない達磨型の姿など多くの姿で描かれている。

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